印刷の概念を広げると、可能性も大きく広がる

伝統的な印刷概念では、印刷は4種類に区分される

伝統的な印刷概念では、印刷は、凸版、凹版、平版、そして、ちょっと特殊ながら孔版(スクリーン印刷)をも加えて、全部で4種類と考えてきました。しかし、今日では、このような分類法で印刷を考えていたのでは、完全に時代遅れです。結果的に印刷の機能を実現できる方法であれば、その機能実現の原理に関係なく、それは印刷の一種である、と考えた方が現実的です。また、印刷の原理を用いて、従来の印刷とは全く違う用途を切り開いたものも、それは印刷の一種である、と考えた方が現実的です。これらの現実的な考え方は、印刷ビジネスの現場で、有効な考え方になるはずです。

印刷の概念を一気に拡張する

例えば、インクジェット・プリンターやレーザー・プリンターによる実質的な印刷は、伝統的な印刷概念に入らず、機能実現の原理が従来とは全く違います。しかし、現実的には、これらは既に産業的に印刷の分野に含まれます。また、印刷の補助分野である製販の技術は、メモリーやCPUなどの半導体製品製造の分野に生かされ、これは印刷業界の仕事ではないものの、印刷関連技術の可能性拡大を示唆するものとなっています。印刷技術は、文字情報や画像情報の大量複製に利用されて来た技術であり、近代産業の殆ど全ては同一製品の大量生産であるため、印刷技術の潜在的能力は、非常に幅広くかつ奥深いと言えます。このようなことからも、印刷についてその応用を考える場合、従来の考え方に囚われず、自由奔放に可能性を想像してみることも、重要なことだと思われます。

企業名やロゴマーク入りで封筒印刷をする事で、ダイレクトメールなど、企業のピーアールや宣伝にもなります。