事業を継承するタイミングと後継者の心構え

事業を引き渡すタイミングは

社長としてがんばって業績を伸ばしてきた会社でも、いずれ次の人にバトンタッチするときがきます。

そのタイミングは、自分が年齢を重ねて気力や体力が続かなくなってきたときでしょうか。それとも景気のあおりをうけて業績が悪化しはじめて、これまでのやり方に限界を感じたときでしょうか。

様々な事情の中で、事業を引き渡すタイミングはどれがベストであると決めることはできませんが、多かれ少なかれ社長が事業継続の気力を失ってしまったときが、引退を考え始める時かもしれません。

社長業の最後の仕事は後継者に託す時までです。また、これまでの社長の苦労を華々しく報いてくれる聡明な後継者を見つけ出したいものです。

事業を引き継ぐ心構えとは

社長から事業を引き継ぐときに、どのような心構えでいればよいのでしょうか。引き継ぐときの会社の業績の善し悪しや、前社長の年齢によるなど状況は様々に異なることでしょう。

これまでの社長の路線を尊重するかのか、それとも一新して自分のやり方に変えていくのかも、その時の会社の状況により考慮しておくべきことです。また事業を引き継ぐということは、会社の抱えている負の遺産もいっしょに請け負うことで、それ相応のリスクも抱えることになり、また、これまで社長が築いてきた人間関係も円滑に受け継ぐことが大切です。

いずれにしても会社の業績を上げる目的を社長が持ち続けるかぎり、周囲も納得して新社長の方向についてきてくれると確信して進みたいものです。

事業承継とは会社の経営を後継者に引き継いでもらうことをいいます。会社にとって経営者、つまり社長を誰にするかはとても重要なことです。